認定調査の現実
公開日:
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最終更新日:2014/06/05
認定調査とは
介護保険で必要なサービスを利用するために必要なのが要介護認定。
この要介護認定において、もっとも重要なウエイトを占めるのが調査員による認定調査です。
全部で74の項目の質問を回答することで、介護にかかる手間を推計するのが要介護認定における認定調査です。
しかし、この認定調査の公平性や調査員の質が問題となり、本当に必要としているサービスが受けられなくなるという弊害が生まれています。
調査員の質もバラバラですので、対象者の状態が同じでも調査によって要介護度が全く違って出てくることも少なくありません。
まったく同じ質問に同じ内容で答えたとしても、それを聞き取る調査員の判断で、状態を軽く判定されてしまう可能性もあります。
調査自体には細かい判定基準が決まっていますが、質問に対する回答の内容をどこまで調査員が汲みとって反映できるかは
調査員の質にゆだねられてしまうというのが現状です。
だとしたら、調査を受ける側が、不当に介護度を低くされないために、知識を持ち、準備をすることで、
必要としている介護認定の結果に近づけることが出来ます。
正しい要介護認定を受けるために、認定調査ではどのような点に注意すべきなのか、
調査項目ごとにそのポイントを解説していきたいと思います。
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