被害妄想
公開日:
:
4 精神・行動障害
ここからの調査は第四群の調査です。
精神・行動障害に関する調査を行います。
3群の調査の内容と似ていますね。
質問の回答方法はどの質問も「ない」「ときどきある」「ある」の3種類です。
それに該当する行動があるかどうかを確認するものになっています。
最初の質問は、被害妄想などの有無を確認するためのものです。
たとえば、他人にお金を盗られた、食べ物に毒が入っている、自分の食事だけを出してくれない、
といった被害的な言動があったかどうかというものです。
そういった言葉や行動があるかどうかという調査ですので、
それが家族や本人の生活にどう影響しているかということまでを問う質問ではありません。
ただ、それによって、家族や周囲の人間にとってどのような介護負担や精神的な苦痛があるのかを
説明することも大事です。