ひどい物忘れ
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4 精神・行動障害
「ひどい物忘れ」という項目は、
単純な聞き間違いや知人の名前を忘れるといったことではなく、
火の不始末やお金や通帳をなくしてしまうなどの
大きな問題が発生しているかどうかを確認するものです。
これも、「ない」「ときどきある」「ある」に分かれます。
料理していたことを忘れて鍋を焦がしてしまった、などもこれにあたります。
ひどい物忘れにより、他の人が対処をしなければいけないような状況になるときに
これが該当となります。
買い物をしに行って、買い物をして帰ってきたけれど、ネギを買い忘れたので、
家族がそれを買いに行ったという場合も確かに他の人が対処をしなければいけない状況ではありますが、
これを「ある」ととらえるかどうかはその内容や頻度などにもよりますが、
「ひどい」物忘れに該当するかというと難しいと思われます。