毎日の日課を理解
公開日:
:
3 認知機能の評価
次の項目は「日課の理解」となります。
食事や就寝など、毎日のスケジュールについて答えることができるかどうかの質問です。
- できる
- できない
という単純な二択になります。
だいたいの時間などがあっていれば、厳密な内容を問うものではないので、できるに該当します。
この後で登場する短期記憶の質問とセットで尋ねる場合も多いと思われます。
こういった質問項目については、立会いの方がいないと、本人がいい加減に答えた内容でも、
それが正しいのかどうかを証明する手段がないので、結果、できるになってしまいます。
本人が、9時ごろ起きて12時ごろ寝ているかしら、といい加減にでも答えることができたら、それはできると判定されてしまうのです。
こういったことも考えると、正しい調査を受けるためには、調査の立会いを行うことはやはり必要と言えます。