洗身
公開日:
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最終更新日:2016/11/04
1 基本動作・起居動作
「洗身」は、浴室などでどのように体を洗っているかという項目です。
- 介助をされていない
- 一部だけ介助をされている
- 全介助
- 行っていない
という4つの項目から選択されます。
洗身をしていないという項目もあります。
その事情については特記事項などに記載することになりますが、身体を洗っていないのであれば、なぜしていないのかが重要になります。
たとえば、もともと入浴など体を洗う習慣がなくてシャワーや入浴をしておらず、
体を拭くだけという人も中にはいます。
これは「行っていない」となります。
それに対して、認知症などによって体を洗うことが出来ない人、
お風呂に行くことや転倒することが怖いために浴室に入ることがなくなり体を洗うことが出来ない人もいます。
これも「行っていない」となりますが、
特記事項に記載される内容によって意味合いも異なります。
認定調査は加齢や障害・疾病の影響で、どんなことができなくなったのか、そのためにどれだけの介護の手間が必要になっているのかを調査するものですので、
その事情をきちんと伝えるようにしましょう。
自助具などを活用して体を洗っている場合、使用している状況によって判断されますが、
自力で介助なしで行っていれば介助されていないに該当します。
※コメントの指摘を受けて修正しました。
Comment
1ー10 洗身
調査項目そのものを理解しまちがえています。
ここは、洗身(の介助の方法)を見るところです。
あくまでも【洗身】であり、【入浴】ではありません。
p57の(1)の2・3行目に洗身の定義がはっきりと明記されています。
(3)3行目にもだめ押しでさらにはっきりと明記されています。
p57 、58、59を何度も読み返し、ここはすべて書き直しましょう。