座位
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最終更新日:2014/06/05
1 基本動作・起居動作
座位についての調査です。
これは「座ることができるか」を問う調査ではなく、「座った姿勢を保持できるか」の調査です。
判定としては、4パターン。
- 支えが無くてもできる
- 自分の手で支えればできる
- 支えてもらえばできる
- できない
この4種類です。
普段座っている椅子に10分間姿勢を保って座っていることができるか、ですので、
背もたれがないと姿勢が保持できないようであれば、「支えてもらえばできる」に判定されます。
調査では「できる」と答えておきながら、
ずっと背もたれにもたれっぱなしの方もたくさん見かけます。
また、姿勢がだんだんと右側に傾いてきてしまうので、
姿勢を保つためのクッションを右脇にはらんでいる方も
この場合、「支えてもらえばできる」に判定されます。
ただ、注意してほしいのは、少しでも重い要介護度にしてもらおうと、支えてもらえれば座位ができる、と
背もたれにもたれかかって演技をする方もいますが、
その後の調査の時間、ずっと背もたれを使わずに調査を受けられていたら、
それは背もたれがなくても座位姿勢が保持できるものと判定される可能性が高くなります。
質問以外の場面でも調査員は対象者の状況を見ていることをお忘れなく。
Comment
1ー5座位保持
定義が間違っています。
あなたが書いてある条件だと、生活様式によっては判定そのものができない人が出てしまいます…
解答は
テキストp43(3)2・3行 に書いてあります。