上衣の着脱
公開日:
:
最終更新日:2014/10/13
2 生活機能の評価
衣類の着脱についてですが、上衣の着脱とズボンの着脱とに分けて調査され、
それぞれどのくらいの介助が必要になっているかを調査します。
- 介助されていない
- 見守り等
- 一部介助
- 全介助
- という4種類の判定に分かれます。
洋服の裏表がわからなかったり、通すボタンがわからなかったりする場合、
一部介助が必要であるとされます。
また、着替えを自分でしていても、ちゃんと着ることや履くことができず、
着崩れているのを直したりするのも介助に分類されます。
時期に合った洋服を選択できているかどうかはこの質問では問われません。
※ご指摘を受け一部修正しています(H26.10.13)
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ズボン等の着脱についても、上衣の着脱の時に説明したように、
着脱にかかる介助を上衣とズボン
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続いての調査は嚥下機能です。
この嚥下の調査は能力を判定するもので、
できる
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排便についての調査も、排便という一連の行為に介助が発生しているかどうかで、
調査の内容は排
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排尿の項目では、排尿の介助を行っているかが判定されます。
介助さ
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続いては整髪の介助に関しての調査です。
洗顔の後だから洗髪かと思いきや整髪です。
髪
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2群で最後の調査項目は外出頻度についての調査です。
1回概ね30分以上居住地の敷地外へ
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ここからは2群といわれる調査項目が続きます。
日常生活の中で行われている動作に介助を受
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口腔清潔というのはいわゆる口腔ケア、歯磨きなどの介助をしているかということです。
これ
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続いては「移動」です。
移乗と移動と、とてもよく似た内容ですが、
移乗は乗り移る行為
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続いての項目は洗顔についての調査です。
洗顔をするのに介助を受けているかどうかが判定さ
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Comment
>実際は介助をされていない場合でも、
>認知症のために、季節に合わせて衣類を選ぶことができないため、
>夏なのに厚手のセーターなどを着ているなど季節にあわない服装でいる場合は、
> 本来は介助や声掛けなどの見守りが必要であると判断される場合もあります。
テキスト93ページより抜粋
時候にあった衣服の選択、衣服の準備、手渡し等、着脱までの行為は含まない。