移乗
公開日:
:
2 生活機能の評価
ここからは2群といわれる調査項目が続きます。
日常生活の中で行われている動作に介助を受けているのか、介助されずにできているか、もしくは行っていないかどうかを質問する内容です。
まず最初は「移乗」です。
これは、例として挙げれば、ベッドから車いすや座椅子などに乗り移る行為を行う際、
自立しているのか、介助を受けているのか、できないのか、を調査します。
- 自立
- 見守り
- 一部介助
- 全介助
という4種類に分類されます。
声をかけたり、指示をするような場合でも見守りとしてカウントされます。
転倒防止のために手を添えたり体に触れている場合は一部介助になります。
また、本来介助が必要な状況であるにもかかわらず、
本人がそれを拒否して介助を行うことが出来ない場合や、
介助する人がいないため自分で行っているなどの場合は
本来介助が必要と認められれば、見守りや一部介助という項目にチェックがされます。